アボカ(Avoca)ハニーの養蜂家、クリスにインタビューしました。彼の生まれ故郷であるノースランドの魅力やアボカの養蜂について聞いています。また、養蜂の様子をビデオにしました:
- クリスさんについて、またノースランドについて教えてください(ご家族や趣味等を含め)。
クリス: 私は普通のキウイ(ニュージーランド人)だよ。でもキウイの中でも、たくさんのことを学んだり、挑戦することが好きな方だと思うよ。ノースランドは私が生まれてからずっと住み続けている素晴らしい場所。多くのアウトドアスポーツを経験できるし、私も家族と自然に触れあえるウォータースポーツやアクティビティを一緒に楽しんでるよ。私の趣味は何かを造ったり、修理したりすることかな。何かを直そうとチャレンジすることが、とにかく好きだね。
- 養蜂家として1日のお仕事内容を教えてください。それは季節ごとに変わりますか?
クリス: 季節によって大きく変わるけど秋や冬は大抵、蜂の健康や群体のサイズをチェックしているよ。特に巣の中でも重要な女王蜂の様子には特に気を配る必要があるね。
春や夏は秋&冬の作業に加え、群れの発生や蜂のスペースが十分にあるか(蜂の数は一気に増えたりするので)、ハチミツの生産量に注意が必要だよ。
- 現在養蜂場にいる蜂の種類を教えてください。その種にこだわる理由はありますか?
クリス:蜂の種類はニュージーランドで一般的なセイヨウミツバチ(Apis Mellifera)で、「蜂蜜を作るハチ」として知られているよ。
- 養蜂家になるのに一番大変なことは何ですか?
クリス:養蜂家になるのは難しいことではないけど、1年を通して時間と労力が必要かな。
- 今まで何回蜂に刺されたことがありますか?
クリス:春と夏に最も蜂に刺されるけど、これは蜜蜂が暑くて動揺しているため。大体は蜂蜜を取る時に、蜂たちが防御のために攻撃してくる場合が多いかな。全く刺されない日もあるよ。
- 養蜂をしている時の一番の思い出は何ですか?
クリス:私が覚えている中で一番のお気に入りのストーリーは、私が他の養蜂場の1つに行こうと運転している時、今まさにランディングしようとしている大きな蜂の群れを見つけた時かな。その群れは私が行こうとしている道を塞いで、「竜巻効果」(私はそう呼んでいるけど)を行っていたんだ。1つの場所で円を描いて回っていたから(もうすぐランディングする兆候だったんだけど)、私は車を道に寄せて、枝や小枝に丸く集まった蜂をバケツに入れたんだ。それを持ち帰って、養蜂場で育てたんだよ。フリーで蜂の集団をゲットできてとても嬉しかったよ。
- ほどんどの人が蜂の大群を見たら逃げていくと思いますが、養蜂家になって蜂の大群を見た時、恐怖はありましたか?もしあったなら、どのように恐怖を克服していきましたか?
クリス:私の場合は、蜜蜂の群れを見つけるとワクワクするよ。全部捕まえようって思ったりね。養蜂家を始めてからも恐怖は覚えていないかな。もしあなたが恐怖を覚えているなら、養蜂に真正面から取り組み、蜜蜂について理解すること、受け入れることを探してみたら良いんじゃないかな。
- 英語で「 as busy as the bee (とても忙しい)」というフレーズが良く使われますが、ハチは睡眠をとったり、休憩したりしますか?
クリス:蜂は昼も夜も睡眠をとるよ。特に採餌できない夜に休むことが多いかな。
- 蜂は自分の巣を認識していますか?また養蜂家のことは覚えますか?
クリス:蜂は記憶とオリエンテーションフライトで自分の巣箱を認識しているよ。養蜂家のことを覚えるかはわからないけど、複数人は認識するんじゃないかな。
- 養蜂家をしていて良かったなと思うことは何ですか?
クリス:養蜂家はやらなければいけないことがたくさんあるけど、巣箱に蜂が溢れ、たくさん蜂蜜ができた時は、とても嬉しいし、自分でも良くやったなと褒めたくなるよ。
- これから養蜂をやりたいという方にメッセージをお願いします。
クリス:是非コミットし、楽しんで学んでみてください。